『静まれ…俺の左腕…！』
とか想像される方がいるかもしれませんが、それは「厨二病」だと思います。
私の勝手な分別。本当はしらない。
そもそも、「中二病」は中学二年生がやってそうなこと。ってのが根本にある訳で、
邪気眼だのなんだのってのは、包括される局所的な事象じゃなかろうか。
メインではなく、極一部的な。
ちなみに、「中二病」の元ネタは伊集院光だったりします。
　
で、まあ、なんでこんな事を書き始めたのかと言いますと、
どうにもバイト先の塾に中二病患者が。
と言っても、中学１年生なので、かなり順当な患者ですが。
　
彼のパターンは「アピール型」と言った所でしょうか。
「俺頭いい」とか「俺すげぇ」とか「俺面白い」みたいなのをアピール。
「寝てたら彼女できてた。いらなかったんだけど。」発言なんか典型ですかね。
(眠くて適当に返事してたら、告白されてた…らしい)
塾中もやけに先生に面倒見てもらおうとするし、
自分の見つけた面白いもの・事を言いたくてしょうがなかったり…。
　
まあ、ボクの担当してる学年の子じゃないんですけどね。
面倒くさいだろうなぁ…とか横目で見てるんですが、
この子の行動のお陰で、塾長のご機嫌がですね…。
　
口先だけが達者？で、何かにつけて文句を言う。
けど、宿題はやらない、授業中は集中力散漫。そんな中二。
片や真面目と言いますか、怖いタイプの塾長。
そんな二人が同じ部屋に居る訳ですから、どうなるかは自明の理でしょう。
　
で、先日の塾。
どうやら、１週間？程度の勉強時間を書いて提出するプリントを生徒に出していたようなんですね。
それを塾長がみて怪しく思っちゃったんでしょうね。
　
『こんなに勉強やったの？すごいねー』(棒読み)
「うん」
『じゃあ、どうして宿題はやってないのかな？』
「それは、学校の宿題がたくさんでて、それで時間がなくなっちゃって、お風呂にはいったりしてると、１１時になっちゃって、」
『本当にこんなにやったんですか？』
「でも、」
『…今週も書いてきて貰います』
「えでもこれはきょういそいでまとめてかいてきてきょうださないとっていままでぜんぜんかいてなくていそいでかいてきたからこれきょうだすために１しゅうかんぶんいっきにかいてきｔ」
『書いて貰います。』
「え、でも、俺だけ？」
『はい。じゃあ、これは宿題のファイルに入れておきますので』
　
いやね、うん。
このやりとりをしていた時、たまたま隣の席で作業をしていたのですが、軽く吹き出してしまった。
多分、30分位の勉強が2時間位に膨れ上がってるんじゃないかな。
ボーッとしたり、漫画読んだり、お風呂入ってる時間も勉強時間に入れちゃったり、
40分やったら1時間換算してたりしてるんじゃないかなとか考えちゃいました。
もしくは、ガチでやってなくて、「怒られる！」と思って嘘ついたか…
　
何と言うかな。「順当だよなぁ」と思いました。
順当すぎて微笑ましい位。
これを大学やらでやられると、「面倒くせぇ…」と感じるんでしょうけど。
まあ、今までとこれからの発言は、彼の中で黒歴史になっていくんでしょうね。