再生数が死んでても、あげた動画にコメントをつけて貰えると楽しいもので。
　
で、
こちら：スカーフ持ち・トリック持ち
相手：マタドガス
という初手の構図で、「トリック」と言うコメントが付きました。
　
確かに、マタドガスにスカーフを押し付けることが出来れば、
マタドガスの機能を停止させることができるかもしれません。
　
が、スカーフトリックはかなりリスキーな技です。
火炎玉トリック等、嫌な道具を押し付ける分には、基本的に悪いようにはなりません。
しかし、スカーフというのは割と万能アイテムです。
ほとんど、誰でも有効に活用できると言っても過言ではありません。
そんなアイテムを相手に渡してしまうのは怖いし、読まれでもしたら目も当てられません。
　
更に。
スカーフというのは、１３０族抜きをするためだけにあるアイテムでは無いということです。
元々遅いポケモンが、相手に先手を取るため…というのがまずあります。
ランパルドやボスゴドラ、ジーランスのような、決定力はあるけど耐久が微妙で…という場合ですね。
　
しかし、個人的には
「相手のスカーフを抜くスカーフ」か「耐久調整しつつ素早さを確保するためのスカーフ」
というのが、使いやすいスカーフだと思います。
　
例えば…
前者について。
スターミーやガブリアスのスカーフは前者ですね。
スターミーを控えめスカーフで運用するなら、臆病にして珠や帯を持たせた方が使いやすいと思います。
ガブリアスについては、102という素早さを活かすためにも、絶対に最速を捨てるべきでは無いです。
それがスカーフであったとしても、最速100族スカーフを抜けるのは利点になります。
　
後者について。
これは桂馬ンダですね。いじっぱりスカーフガブを抜きつつ、陽気ガブの逆鱗を耐える。みたいな。
…今は環境が変わって、そこまでいないと思いますが。
　
スカーフを持たせるポケモンを考えたとき、相手のスカーフを意識するか、それ意外を意識するか…
と言ったところでしょうか。
　
そんな訳で、「初手からスカーフトリックや！」なんて言うのは、
目の前にいる（出てくる）ポケモンがかなり厄介＋絶対にスカーフトリックが成功できる
場合を除いて、使うべきではないと思います。